低耐荷力推進 アトラス工法協会

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アトラス工法(コンドルⅡ・Ⅲ)の概要
推進機・ユニット各部名称
仕様表
アトラス工法(二工程方式)施工手順
施工状況
主な作業内容
  測量工
  推進設備工
  坑口工(止水器取り付け)
  鏡切り工
  パイロットパイプ推進工
  塩ビ管推進工
  オーガー類撤去工
標準工程表
 HOME工法概要>主な作業内容
 ●測量工

 

 推進機本体を管路センター、計画勾配に正確にセットする為に、地表のベンチマークから発進立坑

付近および立坑内2点に基準点を移行し、立坑土留壁に推進計画管芯高および推進機据付高をマー

キングする。

 

 ●推進設備工

 

 作業概要

  推進装置、油圧ユニット等の発進立坑内外における推進に必要な設備の取り付け、取り除き作業。

 本作業

  1.発動発電機、油圧ユニット、使用器具等を立坑上所定の位置に設置し、キャプタイヤ、油圧ホース

     に傷が無いか確認する。

  2.ワイヤーロープ、フック等の安全金具等を点検し、玉掛作業有資格者を配置し、クレーン付トラック

    を平坦かつ堅固な場所に据える。

  3.推進機の安定を確認し、旋廻時、誘導員はクレーンのオペレーターが完全に見通せる場所で合

     図を行い、周囲の物に当てない様にして立坑内に降ろす。

  4.推進機の方向勾配は、計画線上に設置した基準点(2点)間に水糸を張り、下げ振りを降ろし調整

     ネジ前後4ヶ所にて勾配調整を行い、推進機左右のレールから寸法を出し一致させる。

  5.調整終了後、フレーム前後左右を仮設材と完全に固定を行い、鋼材等で溶接し、推進機運転中

     にブレの無いようにする。

 片付工

  切断した鋼材の破片および溶接棒の処理を行い、後片付けをする。

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 ●坑口工(止水器取り付け)

 

 作業概要

  発進部および到達部の鏡切りの際、地下水と共に多量の土砂の流出が予想される地盤である時に

    坑口部分に止水器取付作業。

 本作業

  1.坑口の取り付けにあたっては、推進管計画方線の中心と推進管の中心高さを正確に測量して合わせる。

  2.坑口と仮設材の間、上下左右の形状に合わせてガス切断し、溶接する。

  3.推進方向に対し、坑口を直角に取り付ける。

 片付工

  切断した破片の処理、使用機材類等の後片付けをする。

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 ●鏡切り工

 

 作業概要

  発進部および到達部の鏡切り作業。

 本作業

  1.鏡切り切断前部の地盤の安定処理が十分でないと、切羽の崩壊や湧水の原因となるので、鏡切り前に

      木栓を用意、数ヶ所試し切りをし、バール等を地山に貫通し、自立している事を確認する。

   (湧水地盤や軟弱地盤における推進では、鏡部の止水および地山の安定のために、発進・到達坑口の
   
地盤改良を行うことが必要となる。)
  2.鏡切断は順序として下からとし、寸法のチェックを行い、小割に切断を行う。

 片付工

  切断した破片の処理、使用機材類等の後片付けをする。

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 ●パイロットパイプ推進工

 

 作業概要

  先導体、 パイロットパイプの据付、推進機の運転記録、計測、方向修正、油圧ホース類の接合等

  一連作業。

 本作業

  1.推進機本体に油圧ホースおよび電気ケーブルを接続する。

  2.トランシット架台を推進中に動かないように固定し、架台の高さ調整を行い、トランシットを据付、

    推進勾配に合わせる。

  3.先導体(硬質土用パイロットヘッド)にターゲットを取り付け、照明の確認を行い、パイロットパイプと

     接続し、推進機に据付ける。

  4.電源を入れ、操作を確認し、試運転を行う。

  5.パイロットパイプ推進開始後時、回転圧、推進圧を確認しながら土質に合わせたスピードで推進

     を行う。

  6.1本目推進完了時、推進ジャッキを戻し頭上確認を行い、パイロットパイプを吊降ろし、推進機に

     接続し、推進を行う。

  7.到達まで5・6の作業を繰り返し、パイロットパイプ推進作業を行う。

 片付工

  電源を切り、後片付けをする。

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 ●塩ビ管推進工

 

 作業概要

  塩ビ推進管、先頭カッター、ケーシング、オーガーの取り付け、推進機の運転、管渠にかかる荷重確認

    油圧ホース類の接合、パイロットパイプの撤去、コンドルカッターによる地山の切削坑ずり出し等一連

    作業

 本作業

  1.塩ビ推進管に先頭カッター、ケーシング、オーガーを取り付け、パイロットパイプに接続し推進機 に据え

      付け、使用器具の確認を行う

  2.電源を入れ、操作確認をし、試運転を行う

  3.塩ビ管推進開始時、回転圧、推進圧を確認しながら、排土量に合わせたスピードで推進を行う

  4.到達坑では、パイロットパイプ撤去作業を行う

  5.1本目推進完了時、推進ジャッキを戻し頭上確認を行い、塩ビ推進管、ケーシング、オーガーを吊

     り降ろし、推進機に接続し、推進を行う

  6.到達坑まで4・5・6の作業を繰り返し、塩ビ管推進作業を行う

 片付工

  電源を切り、後片付けをする。

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 ●オーガー類撤去工

 

 作業概要

  硬質塩化ビニル管推進完了後に、推進機本体を撤去し、クレーン付きトラックを使いオーガー類を発進

    立坑内へ撤去しながら管内清掃作業

 本作業

  1.到達坑で先頭カッターを取り外し、塩ビクリーナーを接続する

  2.推進機本体撤去後、発進立坑内に滑車を取り付けオーガーに引き抜きフック接続する

  3.引き抜き開始時、ワイヤーを引き抜きフックに掛け、滑車をとしてクレーン付きトラックのクレーンス

     ピードを調整しながらオーガー(ケーシング)を引き抜き、オーガー等を取り外す

  4.頭上確認を行い、オーガー等を吊り上げる

  5.全数引き抜き完了まで3・4の作業を繰り返す

 片付工

  後片付けをする。

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